「がけ地」を考える

「がけ地」というのは非常に急な斜面のことで、大雨や地震がおこることで地盤が緩み、斜面が崩れ落ちてしまう危険性が大いにある土地を指します。家の近くに「がけ地」はありませんか？　また、もしその「がけ」が崩れ、住んでいる家まで被害が及ぶぐらいの規模になることが予測される場合は注意が必要です。

Chapter1.

リフォーム時に合わせて考えたいこと

リフォームを考えるときは、どうしても壁や屋根など、家そのものの修復に主眼が置かれます。しかし、せっかくお金をかけてリフォームしても、自然災害などで根こそぎ壊されてしまったら意味がありません。「我が家もそろそろリフォームしようかな」と考えはじめたら、合わせて家「まわり」のことも考えましょう。場合によっては、地盤改良工事などの付帯工事が必要な場合もあります。

Chapter2.

「がけ地」対象エリアをチェック

家の裏側ががけ地になっているという住宅地は日本各地に点在しています。いったんがけ崩れが発生して家屋に被害が及ぶと、まわりの住宅を巻き込んでさらに被害が拡大することも懸念されます。弊社のある神奈川県相模原市でも、「急傾斜地崩壊危険区域」が指定されているエリアが複数箇所あります。指定区域以外でも要望を受け付けているとのことですので（ただし指定区域になるとは限りません）、周りにがけ地があると認識できる場合は、お住まいの地方自治体にてまずは相談することをお勧めします。

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