タイルやブロック塀につく白いかたまりはとれる？

タイルやブロック塀の目地に白い筋やかたまりがこびりついていることはありませんか。これは「白華現象（レフロエッセンス）」と呼ばれます。

Chapter1.

白華現象とは

コンクリートやモルタルに含まれる水酸化カルシウムが雨水等に溶け出して流れたものが乾燥してかたまると、空気と化学反応を起こし、炭酸カルシウムとなります。こうなると白っぽい汚れがガッチリとくっついて取れなくなり、見栄えも悪くなります。この現象を「白華」といい、建築用語では「鼻垂れ」とも呼ばれます。

Chapter2.

自力で落とせないものもある

炭酸カルシウムを取り去るにはいくつかの方法があるのですが、石のように固まってしまった部分が蓄積すればするほど取りづらくなります。また、普通の洗剤では落ちないため、専用のクリーナーを使用します。
ちなみに「トイレ用の酸性洗剤を使って落とす」という方法も紹介されていますが、かえって洗剤のあとが残る可能性もありますので、やはり専用のクリーナーを使用する方がよいでしょう。自分でやってみたけどムラが残る、もしくは落としきれないといった場合は、リフォーム業者に相談してみましょう。

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